暴力団組員の関与まで浮上?高畑親子が付け込まれる”脇の甘さ”
8月23日に強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太(23)が、9月9日に群馬県警前橋署から釈放された。高畑裕太は群馬県前橋市内のホテルで、40代の女性従業員に乱暴した疑いで逮捕されていた。「女性を見て欲求を抑えきれなかった」と供述するなど、高畑裕太自身も容疑を認めていたが、9日までに被害者側と示談が成立した。
同日、前橋署の玄関前に姿を現した際には「この度は皆様に多大なるご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございませんでした!」と絶叫するような謝罪を行い、30秒に渡り頭を下げた。その後、報道陣の質問に答えることなく車に乗り込んだ。同日、裕太の所属事務所は、裕太とのマネジメント契約を解除したという旨のコメントを発表している。
事務所を解雇となった裕太の芸能界復帰は、母である高畑淳子がどれだけ頭を下げても不可能だろう。そればかりか、今回の一件でイメージダウンした淳子の仕事が激減することも予想されている。
■高まる再犯の危険度「ただでさえ、息子の不祥事に出て行った母・淳子の謝罪会見には疑問の声も挙がっていました。その上、今回は示談金も払い、釈放後には裕太が入院したとされる病院に布団まで持ち込んで寝泊まりしたとあって、『成人した男性にどれだけ過保護なの?』と、母親としての”脇の甘さ”を否定する声が大きくなっています」(芸能記者)
同騒動に対して、ダウンタウン・松本人志(53)や上沼恵美子(61)など、芸能界でも様々な大御所タレントが、息子に対して怒れない淳子の言動に苦言を呈している。高畑親子は今回の一件で、芸能界でもっとも甘い親子というレッテルを貼られたようである。
さらに、裕太の過去の経歴から、再び同じ過ちを繰り返すのではないかとも危惧されているようだ。
「淳子さんの溺愛ぶりは業界では有名。甘やかせてはいけないとはわかっていてもやめられない。母親が変わらなければ、再び何かしらの問題を起こすことにも繋がるのではと心配の声が挙がっています」(前出・記者)
そんななかで9月16日発売の写真週刊誌『FRYDAY』では、示談交渉に暴力団関係者の関与があったと報道するなど、さらなる混迷を見せている。同誌によると、被害者女性Aさんの”知人男性”とされてきたX氏は地元では「広域指定暴力団組員」として知られた存在で、金融機関のデータベースでは暴力団関係者として認定されていると報じている。
本来であれば懲役刑もあり得る強姦致傷容疑での逮捕から一転、不起訴となり釈放された不可解な騒動。高畑親子の側に付け入られる隙があったことだけは間違いないようだ。
文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。