淡々とした試合運びの中、テンポづくりが一枚上手の蕨が延長戦を制す犠被を放つ山崎(蕨)試合内容は非常に淡々としたものだった。延長10回を終え、スコアボードに並べたゼロの数は両チーム合わせて20個。両校の投手の好投もあるが、ランナーが出るも、返すことができずに攻撃が終わる。そうでなければ、ただ三者凡退が続く試合であった。試合が動いたのは延長11回表。蕨は、1番中野からの好打順。その中野は、淡々とした雰囲