勇往邁進!横浜隼人のサヨナラ劇高校野球のセオリーとは真逆の攻めで先制した、1回表の横浜商大高の攻めが見事だった。1番松山翔吾(2年)が死球で出塁すると、2番荒井達也(3年)がバントの気配すら見せずに強打、これがレフトフェンス直撃の二塁打となり無死二、三塁の好機を作る。この荒井の体型は185cm、91kgで、私たちが日常的に目にする2番打者とはだいぶ違う。金沢哲男監督のめざす野球が伝わってくるようではないか。