【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は17日、ユーロ圏の金融政策を議論する定例理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めた。利下げは9月以来、2会合連続。インフレの鈍化基調が鮮明となる中、欧州経済が減速していることを踏まえ、金融引き締めの度合いを一段と緩めることが適切と判断した。政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預け入れる際に適用する中銀預入金利を3.50%から3.25%