阪神の第36代監督・藤川球児氏に関し、ある「ジンクス」が囁かれている。まずは球界OBの話を聞こう。「都市伝説に近いといえばそうかもしれないが、阪神で投手出身の監督が指揮を執って優勝したのは、藤本定義監督(1962年、1964年)と、2003年の星野仙一監督の2人。高卒でプロ入りし、阪神の監督になった人間では1938年春の石本秀一監督の一度だけです。阪神にとって投手出身や高卒という経歴はある意味、不吉なんですよ」阪