NHK・ラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフによる不適切な発言が問題視されたことを受け、9月10日に引責辞任した国際放送担当の傍田(そばた)賢治前理事。その傍田氏が辞任からわずか1週間後に契約職員として再雇用されていたことが、物議を醸している。一報を報じた『毎日新聞』が“偽装辞任”と厳しく断じたNHKの人事には、前例があった──。【前後編の後編。前編から読む】問題の発端は、8月19日