人類は、700万年前に誕生して以来、長い時代にわたって、男は「狩り」を、女は「採集」を受け持ってきました。女性は、木の実や食べられる葉や根が、どこに、どういうふうにあるのかを判断して、それを採集するのです(スーパーなどでほしい商品がどこにあるかを探し、新鮮さや大きさなどを品定めして、買うのと同じように)。そのためには、食料がある場所や、その成熟具合を正確に見極める能力が必要です。このことから、