徳川家康の孫、千姫とはどんな人物だったのか。歴史作家の河合敦さんは「最初に嫁いだ豊臣秀頼が没した後は、姫路城主の本田忠政の息子・忠刻の正室となった。だが、姫路にいたのはわずか9年だった」という――。(第2回)※本稿は、河合敦『武将、城を建てる』(ポプラ新書)の一部を再編集したものです。■姫路城が舞台の「怪談・皿屋敷」奇妙な話は、たいてい一つや二つ、城には伝わっているものである。姫路城にも七不思議(じ