●信託銀と事業法人は買い越しが続く一方、海外勢と個人は売り越し継続 東証が5日に発表した8月第4週(26日~30日)の投資部門別売買動向(現物)によると、様子見ムードが強く方向感に乏しい展開が続いたものの、日経平均株価は前週末比283円高の3万8647円と小幅ながら3週連続で上昇したこの週は、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が6週連続で買い越した。買越額は2074億円と前週の1347億円から拡大した。