驚異的な成長を遂げたテスラに逆風が強まっている。輝きを取り戻せるのか(写真:テスラ)“EVの申し子”の苦境が浮き彫りとなった。テスラが7月23日に発表した2024年度第2四半期(4〜6月)決算は、売上高が前年同期比2%増の255億ドルだった。しかし、営業利益は前年同期比33%減の16億ドルとなり、営業利益率は9.6%から6.3%へと大幅に悪化した。2%の増収は、エネルギー事業の躍進などによるところが大きい。柱の自動車事業(