本書において繰り返し語られる「土着」という言葉。微妙にその意味が変化してきているようです(写真:genzoh/PIXTA)奈良県東吉野村への移住実践者で、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者の青木真兵氏が、このほど新刊『武器としての土着思考:僕たちが「資本の原理」から逃れて「移住との格闘」に希望を見出した理由』を上梓した。同書を、元起業家で作家・珈琲店店主の平川克美氏が読み解く。「土着」の意味が変わった