(写真:ほんかお/PIXTA)どうでもいい仕事が蔓延するメカニズムを解明した『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の著者である人類学者のデヴィッド・グレーバー氏の遺作となる『万物の黎明』。 ベストセラーとなっている人類史の著書の数々を批判しています。本書の翻訳を手がけた酒井隆史氏のあとがきより、一部抜粋・編集してお届けします。「ポップ人類史」を根本から批判『万物の黎明』のひとつのもくろみは、