先攻が17勝、後攻が16勝──。これは、今夏の地方大会49地区の準々決勝以降でタイブレークとなった試合で、先攻チームと後攻チームの勝利数だ。この数字だけを見ればまったくの互角で、どちらが有利とは言えない。ただその内容を見ると、ある傾向がある。先攻チームが得点0に終わった場合は13敗で、複数点(2点以上)とった場合は15勝1敗。その唯一の負けは、福島大会決勝で学法石川が4点をとりながら、その裏に聖光学