31日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸した。月末となり機関投資家による年限長期化に向けた買い需要が拡大した。中国景気の先行き警戒感が強まったことも、安全資産と位置付けられる国債への買いを誘った。半面、日銀の金融緩和策が修正に向かうとの思惑もあり、先物は伸び悩んだ。 前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したほか、国内では超長期債を中心とする債券需給への前向きな見方が強く、朝方は先物に上