4月29日の織田記念陸上男子100mは、右膝の手術をして昨年は休養し、1年7カ月ぶりの復帰戦となった山縣亮太(セイコー)と、昨年の日本選手権以降は9カ月弱休養し、今年3月にオーストラリアで再始動した桐生祥秀(日本生命)の今季国内100m初戦として注目されたが、そのふたりを抑えてグランプリ初優勝を果たしたのは、19歳の柳田大輝(やなぎた・ひろき/東洋大)だった。雨のなかの男子100m決勝で接戦を制した柳田大輝朝