第4戦アゼルバイジャンGPは、アルファタウリにとって吉と出るか、凶と出るか。バクー市街地の中心を走る全長6.003kmのサーキットは、そのほとんどがストレートで構成される。実質的な最終コーナーのターン16からカスピ海沿いを2kmに渡って全開で走り抜けるメインストレートがその最たるもので、薄いウイングで走るため最高速は350km/h近くに達する。3年目の角田裕毅は気持ちに余裕がある「ストレート車速で大きく負けていて最