2003年、26歳の若さでこの世を去った加藤大治郎(写真は2002年チェコGP)加藤大治郎が没して、4月20日で20年になる。もうそんな時間が経ってしまったのか、というのが正直な印象だ。時の経過の早さを感じると同時に、あれから20年を経ても、日本の二輪ロードレース界からは彼を超える存在がまだ現れていないのか、ということもまた、つくづくと思う。とはいうものの、あの巨大な才能は、後世の選手たちにとって容易に乗り超