社会学者で東大名誉教授の上野千鶴子氏が、3月15日発売の『婦人公論』(4月号)に寄稿し、歴史学者・色川大吉氏と「入籍していた」と報じた『週刊文春』(2月22日発売)に反論した。上野氏は「正確には『婚姻届を提出した』と書くべき」とした上で、色川氏を看取ったことや亡くなる直前に婚姻届を提出するに至った事情などを綴った。『婦人公論』に寄せた原稿で、上野氏は日本では手術の同意書や役所の各種手続きなどにおいて家族