「神戸連続児童殺傷事件」など有名な少年事件の記録が廃棄されていた問題を受け、弁護士や報道関係者らでつくる「司法情報公開研究会」が1月13日、最高裁に再発防止に向けた請願書を提出した。提出後の記者会見で、同会共同代表でジャーナリストの江川紹子さんは「事件記録は国民共有の知的資源。安易に捨てないでほしい」と訴えた。●裁判所に欠けた「裁判記録=歴史的な資料」近年、裁判記録や少年事件の記録廃棄が相次いで問題