2007年5月、新潟市水道局に勤めていた男性(当時38)が自ら命を絶った。遺書によると上司からのいじめ・パワハラが疑われ、自死から4年後、「公務災害(公務=仕事が理由の災害)」と認められた。しかし、水道局はその後、内部調査をおこなって「いじめはなかった」と主張。遺族への賠償を拒んだ。怒った遺族は水道局を相手取った裁判を起こしている。男性が亡くなってから15年が過ぎた11月24日、新潟地裁で判決が言い渡される。(