主要農作物種子法(種子法)が廃止されたのは、安全・安心な食料を得る権利や生産する権利の侵害で憲法違反だとして、全国の農家ら1533人が国を相手取って、違憲無効の確認などを求めた訴訟が10月7日、結審した。この日は、約100席の傍聴席を求めて雨の中、1.5倍の人数が列をつくった。判決は来年3月24日に言い渡される。●民間参入促進が狙い農家からは懸念や反発種子法はコメ、麦、大豆が対象で、各都道府県の管理下にある農業