精神科病院での「身体拘束」の要件が見直される方向性のとりまとめがなされたことを受けて、身体拘束に反対する当事者らは9月22日、厚労省に要望書を提出して、身体拘束の実施が容易になる事態とならないよう、要件が「改悪」されないことを求めた。●30年改変のなかった拘束要件が見直される精神科病院での身体拘束の要件は、厚労省の処遇基準告示に規定がある。自殺のおそれといった切迫性などの要件が求められ、ほかに代替手段