安倍元首相の国葬に知事らが参列するための公費を支出することは不当だなどとして、弁護士らが大阪府に差し止めを求めていた住民監査請求について、府監査委員は9月21日、請求を棄却した。委員は5人で、公認会計士や大学教授、弁護士らで構成されている。請求人の一人である谷次郎弁護士は「憲法の問題に触れられていないことが残念だった。また、法律の根拠についても軽視している」とコメントを出した。住民訴訟に移行するかどう