◆ 通算16勝の「パーフェクト男」通算350勝を誇る米田哲也(阪急→阪神→近鉄)や、320勝の小山正明(阪神→東京→ロッテ→大洋)、284勝の山田久志(阪急)、276勝の稲尾和久(西鉄)のように、球史にその名を残す伝説の投手であっても、なかなかチャンスが巡って来ないのがノーヒットノーランという大記録。文字通り相手に1点も与えず、かつ1本の安打も許さずに1試合を投げ抜いた時に達成される偉業である。しかし、長きにわ