北朝鮮国営の朝鮮中央通信は29日付の論評で、先月発生した海上での韓国人男性射殺事件について、新型コロナウイルスの侵入を警戒した「自衛的措置」だったと主張した。論評は、同事件を巡って北朝鮮を非難する韓国の野党「国民の力」などに対して反論したもの。韓国に対する遺憾の表明や遺体の捜索など、自国側の善処を強調する一方で、「南側ではわれわれの善意を冒瀆(ぼうとく)し、同族間に不信と対決を極大化しようとする