川崎汽船は強みの自動車専用船の不振に加え、事業統合したコンテナ船の整理で大幅赤字に転落してしまった(記者撮影)海運大手の一角、川崎汽船の航路に、暗雲が垂れ込めている。3月7日に川崎汽船は2019年3月期業績を下方修正した。売上高8400億円は据え置いたものの、最終利益は200億円の赤字から1000億円の赤字へと一気に引き下げ。最終利益は前期の103億8400万円の黒字から大幅赤字へと転落する。さらに同月29日には資本増強の