「平成3年に起きた雲仙・普賢岳の噴火災害で、天皇陛下が被災地へお見舞いに行かれたときのことです。陛下は避難所の体育館の床にひざをついて、被災者ににじり寄って“大変でしたね”と声をかけられたんです。昭和天皇は手を振るだけで、遠くからあがめる存在でしたから衝撃でした」【写真】葉山御用邸で地元住民らと歓談される天皇・皇后両陛下こう語るのは、元・週刊女性記者で、昭和59年から平成7年まで皇室取材を担当した沢