このままでは終われない―。東京都大田区の町工場を中心に、冬季オリンピック種目ボブスレーのソリを作ってきた下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会(下町PJ)。2月の平昌五輪ではジャマイカチームが使用する予定だったが、直前で不採用の憂き目に。行政が離れ、協力企業も減る中、下町PJは全国展開プロジェクト続行を決めた。彼らはなぜ再び挑むのか。プロジェクトの今を追った。発足から7年がたった今年