「週末には酒を浴びるように飲み、夕方からだったものが、気がつけば朝から飲むようになっていました」そう話すのは、20代でアルコール依存症に陥った井沢良太さん(30代・仮名)だ。月曜日の出勤にも影響が出はじめたころ、社会から転げ落ちたのはある日の朝だった。「起きたら目の前に飲みかけの酒が置いてあったんです。これを飲んだら会社に行かなくていい。そう思いグッと飲み干しました。それからは意識を失うまで飲み、