ハードな技を次々に繰り出し、ピンフォールによって決着するまで死闘を繰り広げる――1990年代に熱狂を生み出した「四天王プロレス」はまさしく伝説だ。その「四天王」といわれていたのが、当時の全日本プロレス気鋭のレスラーだった三沢光晴、川田利明、田上明、小橋健太の4人である。『小橋健太、熱狂の四天王プロレス』(小橋建太著、ワニブックス刊)は、四天王の一人である小橋建太さんが、自身の幼少の頃から、四天王プロレ