バルセロナの未成年選手の外国人選手の登録に関する違反裁定を受け、チーム下部組織からの離脱が噂されていた久保建英選手（13歳）に、アーセナルとマンチェスター・シティなどのイングランドのビッグクラブが興味を示していると英国メディアなどが伝えている。

スポーツ仲裁裁判所へのバルセロナ側の不服申し立てが却下されたことで、久保選手を含む下部組織所属の未成年10名がチーム移籍、もしくは退団に迫られている状況だ。英メディアは、そんな現状を伝えた上で「アーセナルが日本のメッシに興味」「アーセナルとマンチェスター・シティが獲得に意欲」と速報を出している。

英＜デイリーミラー＞紙によると「2012年にもバルセロナ、アーセナル、マンチェスターシティの3チームが久保選手の獲得に名乗りをあげていたが、久保選手と家族はバルセロナを選択。しかし今回の裁定で英国のチームに移籍する可能性が出てきた」とのこと。

現在、日本への帰国を検討している久保選手に対して「アーセナルは欧州にとどまるよう説得すべきだ」という意見が出ていることを、チーム関連の移籍情報サイトがコメント。さらに「マンチェスター・シティは、最近公開されたばかりの豪華な施設と優れたアカデミー・スタジアムを提供することで、久保選手の移籍決断に猛アピールしている」とも伝えられている。