発売記念イベントにも登場した三浦さんです。汗の臭いを感じさせないな……。

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いつもよく行くローソン、個人的にかなりタイプの女の子がバイトしています。ジュースやお弁当を買うための“行きつけ”だったものの、いつからか完全に目の保養目的に。意味合いが変わってきちゃいました。
そうなんです。商品だけでなく、店員さんの魅力そのものが来店理由になることは少なくないのです。

ではここからは、女性に向けた情報をお送りしましょうか。リブレ出版が9月26日より発売している『書店男子〜メガネ編』なる写真集、要チェックです。明らかに、ある嗜好を持つ方々の琴線・ツボを突きまくってるから。

というわけで、表紙をご覧ください。……あれまぁ、王子様! 気品があって憂いもあり、触れたら壊れてしまいそうな繊細さがある。ページを開くと、そんな男子たちがこれでもかと載っています。
そうです。この写真集、タイトル通り“書店で働くイケメン男子”ばかりが紹介されているのです!
「以前、書店さんから『不景気なんだよね』、『みんなネットで買っちゃうのか、売り上げ落ちてきたんだよね』というお声を伺う機会がありました。そこで書店を盛り上げたい、皆さんに足を運んでいただきたいと考え、『イケメンに会いに書店へ行く』という発想にたどり着いたんです。書店で実際に“書店男子”と会話してもらい、オススメの本を聞いてもらいたいなと思います」(リブレ出版・鍋島さん)

でも、どうやってこのイケメン店員さんたちを見つけたのでしょう?
「書店様を対象に募集をかけさせていただきました。結果、上司や同僚の方が『仕事ができるし、顔もいい』と推薦してくださることが多かったです。中でも女性上司の方の場合、“顔の良さ”だけで推薦していただくことはあまりないんですね」(鍋島さん)
確かに! 仕事をおろそかにする者が“書店男子”を名乗るのは許されませんよ。よく働く書店の“看板息子”こそ、推薦に値するというか。

そんな『書店男子』、実は第1弾が昨年9月に発売されており、今回の「メガネ編」は第2弾なんです。

「第1弾を出した際、『もっと眼鏡の男性を見られると思った』というお声をいくつかいただきました。“書店男子=眼鏡”っていうイメージがあるみたいなんですね。読者の皆様の“物足りなさ”から生まれた発想です」(鍋島さん)
なるほど、読者からの「もっと欲しい!」という声に応えての今回だったわけですか。というわけで、今回の『書店男子』はメガネチェーン店のJINSとコラボを果たしています。同書内で男子がかけている眼鏡は、全てJINSから提供されたものらしく。

そんな『書店男子〜メガネ編』が発売されておよそ一週間後の10月4日、アニメイト池袋本店にて発売記念イベントが開催。ここには、写真集に登場した書店員さんが来場するらしい。
よっしゃ。生で見る“書店男子”がどんなものか、確かめに行ってやろうじゃないの!

というわけで、迎えた当日。会場には約70名の女性たちが、“書店男子”の登場を今か今かと待ち構えています。年齢層は、20代前半〜半ばくらいかな? ぶっちゃけ、イケてる女性が多いんです。
「マンガ・アニメが好きな方と言うより、ミュージカル『テニスの王子様』に出ている俳優さんが好き! というタイプの方が多い印象です」(鍋島さん)

そんな女子たちから、黄色い歓声が上がったぞ? そうです、“書店男子”が登場してきたのです! みんな細身だし長身だし、“文系男子”特有の物憂げな色気があります。同じ男(筆者)として完全にかぶとを脱ぐな、こりゃ……。

この日来場したのは、表紙を飾った内田裕也さん(アニメイト大阪日本橋)、そして三浦悠人さん(アニメイト札幌)、海堀雄一さん(アニメイト新宿)、近藤茂樹さん(書泉グランデ)の4人です。

でもですよ? いくら美しくても、彼らの本業は書店員。一般の方であります。急な注目度の上昇には、戸惑いもある模様。

「皆様からお声がけいただき、普段されないことなので不思議な感覚です。でも『見ましたよ』『良かったです』とお声がけいただくことは凄いうれしくて、幸せなことだなぁと思います」(三浦さん)
「長年、売る方に回っていたものですから恥じらいもあるのですが、声を掛けていただくことはうれしく思います」(近藤さん)
「今回、ありがたいことに表紙を飾らしていただきまして、反響があり過ぎて他の書店に行けなくなってしまいました(笑)」(内田さん)
「発売されて一週間たちますが、自分が本に掲載されているということ、いまだに実感が湧いていません……」(海堀さん)

この中で個人的に注目してしまったのは、近藤さんでしょうか。上品なお年のとり方をしているよなぁ……と! 

ダンディであり、チャーミングであり。「おじさん、めっちゃカッコいい!」とつぶやく一般客にも遭遇しましたもん。
「店内で、よく視線を感じます。こんな顔でよろしければ、いくらでも……(笑)」(近藤さん)

この日はイベントに集まった女性たちと一人ひとりが握手を交わし、記念撮影会も行われました。

ホクホク顔で帰るお客さんたちを見ると、“書店男子”の破壊力を思い知る!
「眼鏡は“萌え”でもあるんですけど、男性の色気を表すアイテムでもあるのかなと思います」(鍋島さん)

まずはこの写真集を見て、そして書店に足を運び、イケメンとコミュニケーションしてみてはいかがかと!
(寺西ジャジューカ)

<イベント情報>
アニメイト札幌店サイン&握手会
2014年10月19日(日)開場13時 開演13時15分 アニメイト札幌
出演:三浦悠人さん
内容:サイン&握手会