驚きの"ギャッパーVer."をご覧あれ!

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牛丼の大手チェーン吉野家では、9月25日より「ロース豚丼 十勝仕立て」というメニューを販売している。ボリュームたっぷりの豚肉を、北海道しょうゆ・江戸前しょうゆをベースにした味わい深いタレで焼き上げた一品。筆者も実際に食べてみたのだが、食欲を刺激するタレの濃厚な香りと、ジューシーな肉の旨み、そしてほんのり甘みの残る後味に箸が止まらなかった。食べ終えた後の満足感も十分で、並盛450円という価格がかなりリーズナブルに感じるメニューである。

さて、その「ロース豚丼 十勝仕立て」の販売をスタートするにあたり、吉野家ではあるPRコンテンツを公開した。起用されたのは"史上最年少演歌歌手"としてその名をとどろかせた「さくらまや」さん。日本レコード大賞新人賞を始めとした栄誉ある音楽賞の数々を軒並み最年少で受賞し、一躍お茶の間の人気者となった。今年、高校に進学したばかりという、なんともフレッシュな演歌歌手である。

北海道帯広市出身で「とかち観光大使」にも選ばれたさくらまやさん、過去にも吉野家のメニューのPRを行ったことがあり、「十勝」にも「吉野家」にも深い縁があるということで、今回PR役を務めることになったという。

特設されたキャンペーンサイトでは2本のPR動画を視聴することができるのだが、それぞれ「演歌Ver.」「ギャッパーVer.」と銘打たれている。「ロース豚丼 十勝仕立て」を一口食べるなり迫力ある歌声で歌い出す「演歌Ver.」も面白いのだが(黙々と食べ続ける店内のお客さんとのギャップがいい!)、なんといってもすごいのが「ギャッパーVer.」。

"ギャッパー"って何!? と思われる方がほとんどだと推測されるが、こちらは「ギャルとラップを掛け合わせた」フレーズだそうで、要するにギャルに扮したさくらまやさんがラップを披露するという展開。しかもこちらのバージョンでは、例の「黙々と食べ続けるお客さん」が突然踊り始めるという「フラッシュモブ」的な要素も盛り込まれており、かなり度肝を抜かれる動画となっている。さくらまやさんのラップを聴くことができる貴重な動画だけに、ガールズラップマニアも要チェケである。どんなラップになっているか、ぜひその目で耳で確認してみていただきたい!

さらに今回、さくらまやさんが実際に「ロース豚丼 十勝仕立て」を食べながら行う試食レポートを筆者が目の前で拝見するという光栄な経験をさせていただいた。

「香りがすごく良くて、タレの甘さと辛さのバランスが絶妙で、食べごたえもあって私にぴったりです!」と育ちざかりの高校生としても大満足の様子。「タレの味がしみたご飯も美味しい!」、豚丼の本場・帯広で食べたものと比べても「遜色ない美味しさです」と大変お気に召したようだった。

高校生活についてたずねられると「楽しいです!男女問わず友達がたくさんいるんですよ!」と笑顔で答えてくれた。たくさん食べて目指したい女性像は「深みのある女性」とのことだが、今は恋愛よりも勉強と歌に一生懸命な日々だそうで、友達に恋愛話をされても「"へえ、そうなんだー"って聞いてるだけなんですよ」「聞くのは好きなんで、微笑ましいなーと思って聞いています」という。そんなさくらまやさんが今後どんな風に大人の女性に近づいていくのか、これからも見守っていきたいと思った。まさか、動画のようなギャルには……ならないか!?
(スズキナオ)