オリックスが悪夢の日曜10連敗 なぜか勝てない“惨デー”
相性抜群の対戦でも勝てず、西武に競り負ける
8月最後の日曜日のゲームとなった31日、オリックスは西武ドームでライオンズと対戦。対戦成績は11勝7敗1分と勝ち越しており、先発も吉田一将。今季ここまで10試合で5勝3敗だが、西武戦に限っては4戦2勝0敗、防御率は1・25と相性は抜群だった。
しかし、初回におかわり中村に甘い球をレフトスタンドに28号2ランを運ばれ、2回には炭谷にもホームランを打たれた。渡辺直人にもタイムリー3塁打を浴びるなど、2回6失点。プロ入り後、最短KOとなった。
打線はじわりじわりと追い上げた。中村とホームラン王争いをするペーニャの28号ソロなどが飛び出した。2−6の4点差でも森脇監督は送りバントを命じると、5回に2得点。7回には先発の岸を攻め、2アウト2塁から安達が岸のチェンジアップをレフト前に運び、1点差まで迫った。
だが追い上げもここまでで5−6で敗戦。相性の良さの効力もなく、オリックスは6月15日の中日戦から日曜日が10連敗となった。もう3か月も勝てていない。
月日 スコア 相手 責任投手
6・8 8−1 広島 ○ディクソン
※ここから連敗がスタート
6・15 4−6中日 ●佐藤達
6・22 3−4ヤクルト ●佐藤達
6・29 1−2ロッテ ●ディクソン
7・6 1−8西武 ●ディクソン
7・13 5−6西武 ●佐藤達
7・27 2‐3ソフトバンク ●ディクソン
8・3 3−8 ロッテ ●ディクソン
8・10 雨天中止
8・17 0−1 ソフトバンク ●吉田一
8・24 4−8 楽天 ●吉田一
8・31 5−6 西武 ●吉田一
8月24日の楽天戦ではホームランを打った試合は13試合全勝だった糸井に一発が出たが、その不敗神話も崩れるほど、日曜日の悪夢の方が重くのしかかっている。今後は3位の日本ハムとの試合が日曜日に続くため、優勝を目指すチームにとって悪夢の連敗は10で止めたいところだ。