牛バラ野菜焼定食(画像提供:吉野家)

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この夏、吉野家で夏季限定の新メニューが販売される…そんなニュースを聞きつけ、早速食べに行ってきた。
そのメニューの名は「牛バラ野菜焼定食」。

昨年の冬に売り出され、大きな話題を集めた「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」に続く、卓上コンロで食べるタイプのメニューだという。暑い夏に卓上コンロで食べるアツアツの新メニュー。一体どんなものだろうか。

注文から間もなくして運ばれてきたのは、牛バラ肉と野菜たっぷりの鍋が乗った卓上コンロにごはんと味噌汁のセット。並盛で490円である。
コンロで熱されているので当たり前ですが盛大にジュージューいっております!

牛肉と野菜をなじませるため「よく混ぜて召し上がってください」とのこと。教えに従ってかき混ぜつつ、まずは牛バラ肉からいただきます。ほんのり甘みのあるタレと肉の濃厚な旨みがよく絡んで美味しい!

野菜は、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ニラの4種類。シャキシャキした歯ごたえが残っていてこれまた美味。焼き加減によって適度な焦げ目がついて味わいに深みが増す。鉄板焼をしているような楽しみがあるなーと思う。タレの後味がさっぱりしていて飽きがこないため、最後まで美味しく食べることができました。

これでワンコインに収まるとは、かなりリーズナブルな気がする。と、言ってるそばからワンコインを超えてしまうが、卵をトッピングしてすき焼き風に食べるのも絶対美味しいはず。キムチをトッピングして豪快にジュージュー焼くのも最高だろうな……。

この夏季限定メニュー「牛バラ野菜焼定食」について、吉野家に話を伺ってみた。

――暑い季節、各飲食店では「冷やし○○」のような商品が目立ちますが、焼きながら食べるコンロ型の商品を送り出したのにはどんな理由があったのでしょうか?
「夏のこの時期だからこそ、タップリの肉と野菜で焼味のうまみを楽しんで頂くと共に、猛暑を乗り切るスタミナ作りにご利用頂きたく、開発しました」

――タレの味が絶妙で、最後までさっぱりした後味でいただくことができました。味付けについて、こだわりのポイントは?
「ショウガの持つスッキリ感や後味の良さを味わって頂けるように『牛バラ野菜焼定食』のタレのコアエッセンスとなるショウガの効かせ方、バランスにはこだわりました」

――食べ応え十分なのに価格はかなりリーズナブルに感じました。

「"この価格で、これだけの味と品質の商品が食べられるんだ!"とお客様に驚いていただきたく、ワンコイン価格に収めることに苦心しました」

ビールをお供に夕飯時にちょっとゆっくり味わうのもよさそうな夏の新メニュー、ぜひお近くの吉野家で味わってみてください!
(スズキナオ)