ストップ、“漬物離れ”！ 『岩下の新生姜』iPhoneケース商品化の意義
もう一つは、「い〜わしたの〜、しんしょーが！」というCMソング。無駄にリズムが面白くて、不思議と鼓膜に焼き付くんだよなぁ……。
すみません、余談でした。今回ご紹介するのは、iPhoneケースです。Hamee株式会社が7月24日より発売しているのは、その名も『[iPhone 5s/5専用]食品サンプルケース（岩下の新生姜 チャームアプリ付き）』。
じゃ、画像を見てください。……そうです、『岩下の新生姜』がiPhoneケースとなりました！ いや、もちろん食品サンプルなのですが。
「“漬け物離れ”している若年層へ向け、『岩下の新生姜』の存在を改めてアピールするために製作した商品です。iPhoneなら若い方も使用しているので触れる機会が多くなるのでは……と、岩下食品さんと一緒に考えました」（Hamee株式会社・担当者）
なんですか、その使命感は。
それだけじゃない。イヤホンジャックが付属しており、それも『岩下の新生姜』そのままの食品サンプル。いや、それらだけでもない。パッケージ（ビニール袋）には本物そのままが採用されており、結果、見栄えはスーパーで販売している本物と見間違わんばかりのクオリティに達してしまった。後ろ側を眺めると、本物と同様に新生姜の成分が記されているし。でも、中に入っているのはiPhoneケースですよ！
ネットやTwitter上では、早くも「欲しい」「意味がわからない！」など、賛否両論の声が広まっているこのiPhoneケースは、Hameeのウェブサイトで購入することができます。価格は4,000円（税込）。
「漬け物離れした若い方だけでなく、『岩下の新生姜』に馴染みのある人に対しても、食べ物ではない新生姜で新たな新鮮さ感じてもらえると幸いです」（Hamee株式会社・担当者）
『岩下の新生姜』の正体（？）は、やさしい辛さ、爽やかな香り、シャキシャキっとした歯切れの良さが特長の、生姜の酢漬け。
なるほど。このiPhoneケースを身に着ければ、もしかしたら、スッと爽やかな風味に身体が包まれたりして……？
（寺西ジャジューカ）
