厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、1人当たりの現金給与総額は、3カ月連続の増加となったことが分かった。

 5月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.8%増の26万9470円となり、3カ月連続で増加した。

 現金給与総額のうち、所定内給与は24万1739円(前年同月比0.2%増)、所定外給与は1万9323円(同4.0%増)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は8408円(同11.1%増)となっている。

 一方、5月の製造業の残業などの1人当たりの所定外労働時間は前年同月比8.0%増の14.9時間となった。産業全体の所定外労働時間は、同4.9%増の10.7時間。製造業は11カ月連続、産業全体でも12カ月連続の増加となった。

アルバイト・パート時給、全エリアで前年同月比・前月比ともにプラス
5月の有効求人倍率は1.09倍と高水準、完全失業率3.5%に低下
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