ウェアラブル向け「Android Wear」を採用した腕時計型デバイス「LG G Watch」と「Gear Live」を「Google Playストア」で販売開始!「Moto 360」は晩夏に発売予定

Android Wear採用デバイス「LG G Watch」と「Gear Live」を発売!

Google(グーグル)は25日(現地時間)、米・サンフランシスコで開催した開発者イベント「Google I/O 2014」のKeynote(基調講演)にてAndroidのウェアラブル向け「Android Wear」を搭載した腕時計型デバイス「LG G Watch」(LGエレクトロニクス製)および「Samsung Gear Live」(サムスン電子)を直営Webショップ「Google Playストア」にて2014年6月25日(木)より販売開始すると発表しています。

また、同じくAndroid Wearの腕時計型デバイス「Moto 360」は晩夏に発売される予定とのこと。なお、LG G Watchは日本でも発売されるということです。

さらに、これらの3機種のうち1つを基調講演の参加者にプレゼントされるとのことで、Moto 360については準備が整い次第発送となるとしています。

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G Watch

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Gear Live

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Moto 360


基調講演はMoto 360を腕にはめたGoogleのAndroid, Chrome & Apps担当でSenior Vice President(上級副社長)であるSundar Picahi氏が進行役を務め、Android WearについてはAndroidのDirector of EngineeringであるDavid Singleton氏が登壇して説明しました。

GoogleではAndroidスマートフォンのユーザーが1日に平均125回も画面を確認するとして、その度にスマートフォンを取り出す手間を省くためにウェアラブル「Android Wear」を開発したとし、Android Wearを搭載したデバイスはAndroidスマートフォンと同じようにタッチ操作でき、各種情報を共有することで無駄をなくせるようになるとのこと。例えば、ウェアラブルデバイスで確認して消した通知はスマートフォンと同期され、確認済みとなるなど。

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また、Androidスマートフォンでも利用できるコンシュルジュサービス「Google Now」や音声入力機能「Google Voice」などにも対応しており、声でリマインダーを登録したり、声でメモを取ってメモサービス「Google Keep」に保存したり、もちろん、声で「Google Search」で検索したりできるようになっています。

他にも、ウェアラブルで使いやすいように着信に対して事前にプリセットしておいたクイック返信を行ったり、必要なときに電子チケットを表示し、紙のチケットと同様に飛行機に搭乗したり、位置情報からバス停で時刻表を表示したりできるとのこと。

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各種センサーを利用し、歩数計や脈拍計(脈拍センサー搭載機種のみ)なども利用可能。また、現在発表しているAndroid Wear搭載機種は全機種防水対応となっています。

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記事執筆:memn0ck


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