本田圭佑(撮影:DPPI/フォート・キシモト)

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27日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では「独占 本田圭佑W杯へ」と題し、同局が行った日本代表・本田圭佑の単独インタビューを放送した。

「イタリアのエスプレッソは美味しくて毎食後飲みますね」とエスプレッソを口に運んだ本田は「今まで飲んでたものが偽物ちゃうかな。今までのエスプレッソよりもこっちのほうが濃い」などと絶賛した。

まずは、セリエAでの戦いについて。14試合で1ゴールという不本意な結果に、「本田圭佑として手厳しいことばかり書かれるというのは嬉しいことではないですけど、周りの期待があってそこに追いつけない自分自身のクオリティがあって、その結果だけならまだしも内容も自分の中では理想とのギャップ(がある)」と胸中を明かした本田は、それでも「今までそういうこと多かったんで。子供の頃から無理と言われることをしてみせて、その反応を見るのが。それを変えるのが結構好きで頑張れている部分も少なからずある。それは僕の真骨頂ですから。今に見とけよ」などと名誉の挽回を誓った。

すると突然番組スタッフに向けて「もっとサッカー番組作って下さいよ」とリクエストした本田は、「サッカー知ってる人が見ても勉強になる、そんなような番組」と具体的に説明した。

エンジンがかかってきたのか、さらに饒舌になった本田は「分かりますよ、数字取らなあかん、お金を稼がなあかん。それを取りにいったからって結果が出るような世界じゃないと思うんです。勝ちたいからってそれにフォーカスしたから勝てるほど甘くないわけじゃないですか。そこにはプロセスがあってフィロソフィがあってはじめて結果が出る。どうしても結果主義という言葉がね、予算ありきみたいにどこのサラリーマンも口にするわけですけど、そんなことを口にしても達成できないと。結果を作り出すものはあくまでもプロセスなんで。そこを徹底的にこだわらない限り目標は達成されない」と持論を展開。テレビマンのみならず、世のサラリーマン達にも訴えかけるかのように熱く語った。

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