本田圭佑 (撮影:岸本勉/PICSPORT)

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「報道ステーション」(テレビ朝日/27日)で放送された本田圭佑の単独インタビュー。その前半、セリエAでの不本意な成績について胸のうちを明かした本田だったが、来月開催されるW杯に向けては自信を漲らせ、意気込みを語っている。

所属するミランでは右サイドでプレーすることが多い本田は、この経験が代表でも活きてくるという。「自分が実際にサイドをやってみて、どういうボールを彼(岡崎慎司)が欲しがっていたのか、今まで以上に理解できたつもりでいます」と話すと、香川真司についても「攻撃陣の中でも特に真司は彼にしかできないプレーが披露できますし、それは相手にとって脅威ではあるんで」と話しつつ、「まだね、本領発揮とはいってないと思うんです」とも――。

すると本田は「それって本人だけの責任ではなくて、周りが活かしきれていないという責任もある。なので、そこまで発揮し切れてないっていうのを今僕はポジティブに捉えています。自分が実際にサイドやってて“こういうボールが出てくればいいな”っていうジレンマも感じながらやってる。自分が真ん中をやった時に真司をどう活かすのか、岡をどう活かすのか、イメージは高まってきてはいる。今まで本領発揮させてやれなかった分、本番存分に発揮させたいと強く思います」と前向きに語った。

そんなW杯については「初戦でしょうね」とキッパリ。それでも「矛盾するような言い方ですけど、負けても悲観する必要はない。いや勝ちにいきますよ。そういう余裕も大事な要素」と補足した本田だったが、結局は「一試合一試合大事だってこと。全部ファイナルのような気持ちで戦うべき」としている。

さらに、求められる自身のゴールについても「すごいゴール決めてるんですけどね、夢では。現実はそうはいかないですね。分かります?獲りまくってるんで夢では。夢デジャブ。獲ってないゴールが1000くらいある。全然達成できてない。次のゴールを獲るための準備はしていますし、楽しみにしていて下さい」と力強く答えた。

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