米労働省が発表した4月の雇用統計によると、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数（季節調整値）が前月に比べ28万8000人の増加で、事前の市場予測を上回る雇用の改善となった。

　民間部門は27万3000人の増加で、専門サービス（7万5000人増）、小売（3万4500人増）、建設（3万2000人増）、レジャー（2万8000人増）、医療（2万7900人増）、小売（2万1300人増）などが増加した。政府部門は1万5000人の増加。
　
　2月分、3月分が改定され、2月は22万2000人増（前回発表19万7000人増）、3月は20万3000人増（同29万2000人増）に上方修正された。

　一方、4月の失業率（軍人除く、季節調整値）は6.3％で、前月から0.4ポイント低下した。

3月の有効求人倍率1.07倍 16カ月連続で改善､完全失業率3.6％で横ばい
3月の求人広告件数 43.3％増､求人サイトは1.7倍
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