従って、もしク・ジャチョルが今のままのプレイを変えないのであれば、何度も書いてきたように、「4−3−1−2」ならば「3」の右、「4−2−3−1」ならば右SHか右ボランチ、というポジションで起用するのが良いと思う。但し、それでも、岡崎を攻撃の中心と考えるのであれば、チュポ・モティングとク・ジャチョルよりもミュラーとマリの方が、岡崎との相性が良くて連携も良いので、今のところは、チュポ・モティングとク・ジャチョルは二者択一にした方が良いと思う。岡崎は1トップでも2トップでも機能する。システムとしての、「4−3−1−2」が良いか「4−2−3−1」が良いか「4−1−4−1」が良いか、という事でも無い。

後半47分、ミュラーが高い位置でボールを奪い、そのミュラーからのラストパスを受けた岡崎がシュートを決めてスコア「2−4」。これで岡崎が1試合で2得点を決めたのは今季4度目。得点数も11に伸ばした。6試合ゴールが無くて少し心配していたが、ここからのラストスパートに期待して、最終的には15点以上の得点数を目指して欲しい。運動量の豊富さやオフザボールの動きの良さはそのままに、最近ではポストプレイやボールコントロールにも巧さが出てきており、ゴールが無かった試合でもパフォーマンスとしては良さを継続させていたから、後は数字という結果さえ出してしまえば文句無しのシーズンになると思う。大きく飛躍してもらいたい。