写真提供:マイナビニュース

写真拡大

トイズファクトリーは、BUMP OF CHICKENのニューアルバム「RAY」のリード曲「ray」について、同バンドにおいて初の試みである初音ミクとのコラボレーションによるスペシャルVer.と、そのプロモーションビデオを制作した。コラボ楽曲はiTunesはじめ配信限定で12日よりリリースされており、PVは近日中に同コラボ特設サイトのYouTubeチャンネルにて公開される。

コラボレーションPVの制作は、初音ミクが出演するオペラ「THE END」の映像プロデュースや、初音ミク×LOUIS VUITTONコラボの総合プロデュースなどを手がけてきたクリエイティブカンパニー「A4A」・東市篤憲が全面プロデュース。今回のPVではCG合成は用いず、撮影セット内に初音ミクの姿を投影しながらバンド演奏を行うことで、BUMP OF CHICKENと初音ミクが同じ空間に立った"リアルタイムでの共演"を実現した。

また、この撮影のために、クリプトン・フューチャー・メディアは初音ミクの3DCGモデル「14(イチヨン)モデル」を新たに制作。初音ミクのダンスはでんぱ組.Incやゆずのダンサー振付師を担当しているYumikoのダンスをキャプチャで取り込んだ。コラボ楽曲での初音ミクのプログラミングは、ボカロクリエイター/音楽プロデューサーのkz(livetune)が担当している。

そのほか、「RAY」の CDジャケットのブックレット内にも仕掛けが施されている。白組所属の映画監督/VFX ディレクター・山崎貴が実際に書いたイラストレーションをもとに、AR三兄弟がAR(拡張現実)として加工。スマートフォン・タブレット端末を介してブックレットを見ることによりイラストが動き出し、ストーリーが展開される。このブックレット内イラストのストーリーは、BUMPのメンバーと山崎監督が考案。BUMPメンバーの絵柄のリクエストを反映しながら、山崎監督がコミック漫画風イラストを描き下ろしたということだ。