川崎Fの大久保嘉人が、福岡からC大阪へ“土壇場”で進路変更した過去を回想
川崎フロンターレのFW大久保嘉人が、7日発売の自伝『情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生』の中で、国見高からセレッソ大阪入りを決めるまでを、詳細に振り返っている。
自伝によれば、高校3年時、アビスパ福岡かセレッソ大阪という選択肢で迷う中、いったんは生まれ故郷の福岡への加入を決めていた。しかし、「本当に俺はアビスパでいいのかな?」と迷い出すと、憧れの森島寛晃がプレーするC大阪でのプレーも魅力的に思えてきたという。
そこで、昨年5月12日に逝去した父の克博さんに「やっぱり、セレッソ大阪に行きたい」と相談。国見高の小嶺忠敏先生に「きちんと自分の考えを伝える」ように優しく助言を受けると、福岡入りを表明するための記者会見に向かう途中で、小嶺先生に「どうしても、セレッソでサッカーがしたいんです」と伝え、“土壇場”で進路を変更したと記している。
福岡の関係者やサポーターに対しては「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった」としながらも、高校2年の時から自分に注目してくれたC大阪で、同じタイプの森島や日本代表の西澤明訓などとプレーできるチャンスは捨て切れず、「俺は自分の人生を後悔したくなかった」とつづっている。
自伝によれば、高校3年時、アビスパ福岡かセレッソ大阪という選択肢で迷う中、いったんは生まれ故郷の福岡への加入を決めていた。しかし、「本当に俺はアビスパでいいのかな?」と迷い出すと、憧れの森島寛晃がプレーするC大阪でのプレーも魅力的に思えてきたという。
福岡の関係者やサポーターに対しては「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった」としながらも、高校2年の時から自分に注目してくれたC大阪で、同じタイプの森島や日本代表の西澤明訓などとプレーできるチャンスは捨て切れず、「俺は自分の人生を後悔したくなかった」とつづっている。