中田英寿がチェルシーを訪問「モウリーニョは素晴らしい人」

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 元日本代表MFの中田英寿氏が12日、チェルシーの練習場を訪問した。チェルシーの公式HPが伝えている。

 中田氏は今回の訪問の理由について、「ジョゼ・モウリーニョにインタビューを行うため」とコメント。指揮官については、2008年に行われたチャリティーマッチを振り返り、「彼は5年前に監督を務めるため、日本に来てくれた。本当に感謝しているし、素晴らしい人だよ。以前から親交があったわけではないけれど、本当に賢く、溢れる情熱を持った人。彼のそういう人柄が本当に好き」と語った。

 自身については、「今は四六時中フットボールのことを考えているわけではなく、たまにチャリティーマッチでプレーするくらい。しかし、フットボールは様々な意味で大きな可能性を秘めたスポーツで、国境や言葉を越えて人々を結びつけるものだと思う」と話した。

 また、日本とチェルシーの関係についても言及。「これまでは、日本では野球がナンバーワンのスポーツだった。しかし、現在はフットボールがナンバーワンだと思う。多くの人がフットボールに興味を持ち、現在のアジア全域でも最もメジャーとなっている。当然、チェルシーの名前は多くの人が知っている。クラブ・ワールドカップのために来日していたし、モウリーニョが率いていることでも有名。彼に日本人選手のことを尋ねたら、レアル・マドリード時代に香川真司の獲得を望んでいたと言っていた。それは、彼が日本人選手の可能性に注目していたことを意味する。今後、チェルシーでプレーする日本人選手が現れるかもしれないね」と自身の見解を明かした。