成功者が実践しているイメージトレーニングの方法

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 成功をつかむために必要不可欠なものは何か。その一つがビジョンです。
 具体的に成功した自分がどんな姿かをイメージできているのかどうか。具体的にどんな成功を手にしたいのか。それが成功の「ゴール」であり、目標を達成するポイントとなるのです。

 今回は、ネオヒルズ族の旗手としてメディアでも話題の与沢翼さんが執筆した『秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ』(ソフトバンククリエイティブ/刊)から、成功者が実践しているイメージトレーニングの方法をご紹介しましょう。

■「夢手帳」で常に目標を確認する
 目標を立てても、欲に負けてしまうのが人間。与沢さんはその本能から生まれる欲に負けないために「夢手帳」を書くことを勧めています。
 「夢手帳」とは、成功を視覚化させてくれる手帳のことで、以下の3つのフローによって完成する。
(1)自分が「こうなりたい」と思っているイメージに限りなく近い写真を貼る。
(2)具体的な数字や期限を入れた目標を大きく書く。
(3)どうやって達成をするのか、そのプランをおおまかでいいから書く。
 キモはこれをすぐに実践し、明日の朝から、起きたらまずこの「夢手帳」を開いて、写真と目標を見て一日をスタートさせることです。
 四六時中、自分の夢と目標達成のことを考えられる人間になれば、かなりの確率で成功に近づくことができるでしょう。

■自己洗脳をする
 目標を持ち続けるのは簡単なことではありません。周囲から「何を夢みたいなことを言っているんだ」と言われたら、夢は簡単にしぼんでしまいます。だからこそ、持つのではなく、頭の中に刷り込むことが大事です。気が付いたときに、1分、2分でもくり返し、夢の刷り込みを行いましょう。
 その際に有効な手段の一つが、ビジュアルを使って刷り込みをするという方法です。与沢さんはタワーマンションに住むという夢を実現させるために、タワーマンションの資料を隅から隅まで読み込み、脳内で3D変換してバーチャルにタワーマンション内を歩けるくらいになったそうです。他にも、友達に話しまくる、音声にして聴き続けるなど、何でもいいのです。無意識に夢が入り込んでくるくらいに、自己を洗脳しましょう。

■セルフイメージは自分の内面から湧き出るものでなければ上がらない
 成功する上で、「自分はできる」というセルフイメージを高めることは大切です。どんなに自己評価が低い人でも、一度良いイメージを持てるようになれば、どんどんとイメージは好転していくものです。
 ただ、一つ気をつけてほしいことがあります。それは、セルフイメージが本質的に強化されるものは、自分の内面から湧きあがってくるものでないといけません。誰かに与えられた目標ではなく、本当に自分が心から望むことを達成しなければセルフイメージは強化されないのです。

 他にも本書では、「常にピン札で10万円を財布の中に入れて持ち歩く」といった方法などが紹介されており、成功者が実践しているセルフイメージを高める方法はどれも難しくはなく、すぐにできるものばかりです。
 負け犬のまま終わりたくない、成功したい! そう思う人はまず大切な自分に自信をつけるということを実践してみてください。
(新刊JP編集部)