独メディア、内田に及第点「数週間コンスタントに結果出している」

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 ドイツの各地元メディアは、ブンデスリーガ第11節およびブンデスリーガ2部第13節における日本人選手の採点と寸評を発表した。

 ニュルンベルクに所属する日本代表MF長谷部誠とシャルケに所属する同DF内田篤人がそれぞれ「3」となったのを始め、日本人選手には及第点が並んだ。

 各メディアの採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。

長谷部誠ニュルンベルク
対フライブルク戦(0−3●) フル出場
『sportal.de』
採点:3
寸評:この日本人選手は視野も広く、味方を上手く使った。ポスト直撃のシュートとミドルシュートではツキに見放されたり、相手GKのセーブに遭ってしまった。

清武弘嗣ニュルンベルク
対フライブルク戦(0−3●) フル出場
『sportal.de』
採点:3.5
寸評:ニュルンベルクのもう1人の日本人選手もまずまずの内容。もっとも、長谷部ほどパスの正確さはなかったが、戦術に従順でボールの動かし方もクレバーだった。

内田篤人(シャルケ)
対ヘルタ・ベルリン戦(2−0○) フル出場
『Revier Sport』
採点:3
寸評:非常に目を引く動きで右サイドをカバーした。アドリアン・ラモスとは激しいマッチアップを繰り広げた。ここ数週間はコンスタントに結果を出しており、ようやく安定感を取り戻したようだ。

『Westdeutsche Allgemeine』
採点:3.5
寸評:いつものようにあくせく動き、ガッツもあったが、ノーミスとはいかず。試合が進むにつれて守備に専念せざるを得なくなった。

細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対シャルケ戦(0−2●) 先発出場、87分交代
『Berliner Zeitung』
採点:なし
寸評:この小さな日本人選手は非常に大きな責務を果たした。ディフェンスの前の起点として、がつがつとボールを奪った。いつものように力強いプレーを見せた。

■田坂祐介(ボーフム、ブンデス2部)
対コットブス戦(1−0○) フル出場
『Revier Sport』
採点:4
寸評:彼の能力が光ることもあった。例えば1人で突破するシーンもあったが、ボールロストやパスミスも多く、ペーター・ノイルーラー監督が白髪交じりの頭をかきむしることも。この日本人選手は本来の力を全く出しきれず。