写真は、本田圭佑。試合を終えて「僕たちは格下なので、強豪に勝つためには、1日1日を無駄にすることはできない」とコメントした (撮影:フォート・キシモト)

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6日、大阪長居スタジアムでは、キリンチャレンジ杯=日本代表vsグアテマラ代表の一戦が行われ、日本代表が3-0で完勝するも、サッカー解説者・セルジオ越後氏は相変わらず。自身のツイッターで辛口コメントを連発した。

戦前から「今日は手ごろな相手で名誉挽回にしないとならない試合だね。W杯のシュミレーションにはならない試合だ」と釘を刺すセルジオ氏は、試合が進むにつれ、「何だかただボールを回しているだけといった印象だ。崩すパスが無い」「コートを半分しか使えていない。逆サイドに展開するようなプレイがない」「大迫がボールを触れないね。この相手にはDFをねじ伏せてでもゴールを奪う位のプレイが無いととダメだ」とダメ出し。

前半も終了近くになると、「今日の試合で無失点に終わって守備陣の修正が出来たなんて言わないよね?」「相手のレベルを考えると前半で3,4点取らないとダメなんだけど」と嘆き、手ごたえなき前半が0-0に終われば、「勝負にこだわるプレイが全く無い」「危機感あるプレイをする選手が誰もいないのは本当に残念だ」と所感を述べ、「ひどい試合だ」とまで言い放った。

また、後半に入ると、本田圭佑、工藤壮人、遠藤保仁がゴールを挙げ、結果的には日本代表の完勝となったが、それでもセルジオ氏は「本当につまらない試合だ。グアテマラより日本はちょっといいね」「この相手に3バックを試す意味が分からない」などと皮肉交じりにツイート。終いには、日本代表以上に不甲斐なく映ったのか、グアテマラに対しても「グアテマラさんひどいよ〜パスが繋がらないもんね」と嘆きつつ、「時間が無いW杯へ向けて、意味の無いレベルの相手と内容だった」と総括した。

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