中国はロースターにない野手を使った!と思ったら投手の楊燕勇を2番右翼に使っていた。「そのレベル?」という感じだ。

PoolA Ch-J 20130303

前田は立ち上がり慎重だったが、スライダーがよく曲がっていた。中国の各打者はこういう球を見たことが無いはずだ。速球に狙いをしぼろうにも、配球も読めない。

日本の打線は立ち上がり慎重だったが、羅夏は130km/h台が中心。球筋も素直で、何時でも打てそうな感じだった。2回1死から糸井が四球で出ると長野が送って、中田がかなり強引に引っ張ってタイムリー。これで雰囲気が明るくなった。

前田は3回、出会いがしらに李磊に二塁打を打たれたが、あとは危なげなく5回を投げきった。

5回には安打四球安打四球と続いて、糸井が満塁一掃の二塁打。これで勝負あった。

例によって、この頃から中国は投げやりな空気が流れる。前もそうだったが安旭は、何でもないゴロをエラー。また捕手の王偉もぽろぽろやった。こういうチームなのだ。

中国の投手は元西武の朱大衛から、少し前のエースだった陳坤へ。陳坤はずいぶん衰えた感じだ。
内海が完璧に5人を抑えて涌井にリレー。

7回には中国5番手の李帥が三者凡退。変なアンダースローだが、各打者は打ちにくそうだった。

8回日本は澤村、中国は呂建剛。双方とも投手の虫干しだ。

9回山口が連打の後振り逃げを喰らうなど2失点。しまらないエンディングだ。

二線級以下の中国投手に対して、あっさりと凡退する侍たちはいただけない。
打線がもっと貪欲になるべきだ。

これからの対戦相手はそんなに甘くはない。

客の入りも7割程度。強化試合の時から思っているのだが、チケット高すぎないか?だから上段の安い席から売れて、内野席に空席ができる。価格設定、間違えたのではないか。