チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグが13日に行われ、シャフタールとドルトムントが対戦し、2−2の引き分けに終わった。この試合を観戦するサポーターを乗せ、ウクライナのドネツク空港へ向かっていた飛行機が着陸に失敗し、5名の死者が出る事故が発生した。『BBC』が伝えている。

　事故は13日に発生。ウクライナ南部のオデッサを出発した飛行機は、試合観戦予定だったサポーターなど40名以上を乗せ、ドネツク空港へ向かったが、着陸の際に滑走路を700メートルほどオーバーランして停止。飛行機は炎上した。事故当時、周囲は深い霧に包まれていた模様だ。

　この事故で5名が死亡、12名が負傷している。乗客の1人は、「飛行機は地面に衝突し、缶詰の缶のように裂けたんだ。亀裂ができたおかげで、火の手が上がる前に脱出することができた」と、事故の様子を語っている。

　なお、シャフタールとドルトムント戦の開始前には、1分間の黙とうが行われた。